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CLUB ZENITHのスタッフが、技術的なお役立ち情報や日々の出来事・個人的な欲求・各種ネタ等を、赤裸々に綴っております。

Category: [整備・カスタム]ハーレー

FXS続きからの完成。

新年度明けましておめでとうございます!

船橋のアイツことボクです。



忙しい事を言い訳にブログの更新を放置していたところ、そんな生活にも慣れ・・・。

更新再開です。





このあたりからでしょうか。

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ブレーキ回りはキャリパー、マスターシリンダー共にリビルトKitにて再生です。

リアマスターのピストン&シールKitは純正廃番なので残念ながら社外品にて対応です。
日本製と表記されたDS製。

ブレーキホースも新品!

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リアのバナナキャリパーシールは純正単品だと廃番商品ですが、
パッドを買うともれなく付いて来ます。

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皆さんバナナキャリパーのシールいつ交換しましたか??

パッド交換の時は一緒に換えなさいと言うシールです。

ブレーキの引き摺り防止ですね。




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もともとこの車両に付いていたキャブレターは、部品番号の末尾が-86の1989年まで使用されていた、
いわゆる純正ケイヒンバラフライの最終モデルが装着されていたのですが、
本体自体の消耗が有ったのか、リビルトしてエンジン始動後も調子が出なかった為
最終的には品番末尾が-78の1978年当時に採用されていた前期モデルの純正キャブの中古があった為、
そちらをリビルトして採用しました。(画像は取り付けた前期モデル)



キャブレターと言えばフューエルバルブ。

俗が言うところのガスコックですがこちらも分解整備。

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純正採用のケイヒン製のバルブは非常に造りが良く、
タンク内部に装着するフィルターがしっかりしていれば、ずっと使える代物です。

社外フィルターはまさに茶こし程度で、錆び等の小さな異物は通り抜けてしまいます。

結果バルブ内部をキズ付けてしまい、OFFにしても垂れ流しになってしまうのです。

ついでにキャブもオーバーフロー。。。

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右の純正品は肉眼では網目が見えないほど細かく、しっかりと ろ過してくれます。

これによりホースの間にかませる後付けのフィルターも必要無くなります。

ホース間のフィルターはガソリンの落下を妨げるので、あまりお勧めしていません。




ちなみにバルブ内部の部品は品番設定が無いのですが、シールは独自に入手しリビルト可能です!

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1978年式の点火装置はポイント式ですが、お客様と相談の結果セミトランジスタ式のダイナSを採用しました。

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ポイントの方がトラブルの時にドライバー1本で交換可能と言うメリットが有りますが、
日常点検や調整が必要になります。

最近ではトラブルの少なくなってきたダイナSはメンテナンスフリーに近いのでこちらを採用。

構造上ポイント同様にガバナーの定期交換は必要になりますが。





フレーム・エンジン・タンク・フェンダーと綺麗に塗り直していますのでこちらも。。


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オリジナル同様リンクルペイント仕上げ。



で、綺麗になったメーターカバーの中に納まる純正メーターは
作動確認済みでしたが、レンズ内側が曇り、綺麗とは言える状態ではありませんでした。

ガラスの曇りは内部のグリス成分がエンジン熱や照明の熱で蒸発して曇ってしまいます。


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お客様ご希望で社外新品に変更する予定でしたが、
せっかくの純正メーターなので新品買うより金額は高くなりますが
メーター専門の修理屋さんにリビルトを依頼しました。

ガラスレンズ交換と、内部消耗パーツの交換・グリスアップ・リム磨き・距離表示0km戻し。


そして仕上がったメーターがこちら!

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メーター屋さんは、口数の少ない職人さんであまり多くの話はしませんでしたが、

・ギヤ周りのグリスは当然の様に無くなってギアも消耗していました。
・「タコメーターはご存じのとおり、ダメダメでした」と言われました。

内部のバネがヘタっていたそうで、作動確認はしていましたがまったく正確ではなかったみたいです。。。


もちろんメーター配線も全て引き直し、ラバークッションも新しくして取り付けるとこんな感じ。


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で、組上がった車体がはコチラ!!






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輸入新規車両ですので、車検を取る前に事前審査と言うのが有ります。

通関証・本国での車検証・譲渡証・排気量計算書・車体寸法・重量・最高出力・駆動方式・ギア比
ブレーキ方式・緩衝装置タイプ・消音装置タイプ・ホイールリムサイズ
ホイール素材・灯火類面積・使用電球ワット数・フレーム&エンジン番号説明などなど・・・

全てを証明する書類を作成して陸運局に提出し、数日後許可が出てから車検場に車体持ち込み検査と。

もちろん一発合格で、お客様管轄のナンバーを取得していざ試乗です。


距離にして約100kmはテスト走行しながら各部調整して行きます。

テスト終了後は一旦ガスタンクを外し、エンジン回りの増し締めを行ないます。
もちろん車体回り全部の増し締めも。

使用するガスケットにもよりますが、ロッカーカバーなんかは相当緩んでます。



で、晴れてお客様へ納車となる訳です。


こちらの車両は既に納車済みですので、そろそろ初回点検にてお預かりする段取りとなっております。


お客様には大変お待たせしましたが、こちらの納得がいくまで作業させて頂きましてありがとうございました!

気になる箇所などありましたら、お気軽にお問合せくださいませ!





船橋店:ハルキ ↑↑↑↑↑↑↑
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